オリックスは19日、大阪・舞洲で韓国人の高校生右腕の入団テストを行った。ソウルの城南高3年生のイ・ジュンミョン投手(17)で、194センチの長身で最速142キロを投げる。

この日は中嶋新監督、福良GMらが見守る前で38球のブルペン投球に臨み、右上投げでカーブやツーシームなども披露した。福良GMは「いい体をしている。すぐに結果を出すことはない。もうちょっと考えながら」と説明した。

今季は新型コロナウイルスの影響もあって、韓国内で2大会しか登板できなかったという。昨季は25イニングで3与四球。流ちょうな日本語でアピールポイントを「いいコントロールと真面目な人柄です」と笑わせ「日本の野球、メジャーの野球は韓国より強い。強い野球を見て僕も勉強して、先進的なものに憧れています」と話した。