今季最終戦でプロ初セーブを挙げた日本ハム杉浦稔大投手が、先発とクローザーの両にらみでオフの自主トレを進める。

「僕は、どこでも期待に応えられるようにやっていきたい。中継ぎのつもりで先発をやるのはつらい」と、長いイニングを投げられる体作りをして、どの役回りにも対応できるように準備する。先発としてもキャリアハイの6勝を挙げた右腕は、抜かりなく来季へ備えていく。

◆日本ハムの先発事情 今季チームトップタイの8勝を挙げた有原はメジャー移籍する可能性が高く、来季の先発陣は上沢、バーヘイゲンが軸となる。抑えと両にらみの杉浦や新助っ人アーリンに加えて、上原、河野、北浦、吉田輝ら若手の競争となりそう。11月に行われたフェニックスリーグでは、西村や生田目も先発として結果を残しており、競争に加わってきそうだ。