日本ハム石井一成内野手(26)が9日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万円ダウンの年俸1800万円(金額は推定)でサインした。

プロ4年目の今季、初めて「開幕ショート」の座ををつかみ、遊撃で31試合にスタメン出場した。

だがシーズン後半は遊撃のライバル中島卓也内野手(29)、平沼翔太内野手(23)に出場機会を譲る試合が目立つなど、レギュラー奪取とはならず。9月23日には出場選手登録を抹消され、以降1軍昇格することなく2軍でシーズンを終えた。

出場59試合で打率1割7分9厘、わずか3打点の成績に「満足はいかない成績なのでそこは悔しい思いがある。今季こそはという思いで始まったシーズンだったんですけど、そこでレギュラーを取り切れなかったことが1番の悔しさ」。

来季へ向けて「そう簡単にはチャンスをもらえないというふうにも思っているので、自分の力でもぎ取って、なんとかシーズンを駆け抜けたい」と巻き返しを誓った。