巨人今村信貴投手が、プロ10年目の今季の1文字を「守」と決め、3つの死守を誓った。「先発ローテを1年間守る、背番号26を守る、家族を守る」と込められた思いを語った。

昨季は5勝2敗、防御率3・16。シーズン後半は先発ローテに定着したが、開幕は2軍だった。今季から西武内海が巨人時に背負った「26」に変更。師匠の番号を汚さぬように1年間ローテを死守し、愛する家族の生活も守る。

今オフは田口、高橋との左腕トリオによる「サバイバル自主トレ」を敢行する。3投手ともに先発左腕候補でライバル関係。バチバチに意識し合いながら、練習の虫で知られる内海の巨人時代の専属トレーナーだった保田貴史氏が作ったメニューを消化する。「せめて8勝以上してほしいね。それぐらいのポテンシャルを持ってるからね」と期待する杉内1軍投手コーチの思いにも結果で応える。【久保賢吾】

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