2月11日。昨年84歳で亡くなった野村克也氏の命日を迎え、球界を支える教え子たちが、恩師をしのんだ。

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西武辻監督は昨年2月11日を思い出していた。「考えると、1年あっという間だったと思う」。春季キャンプ中の宮崎・南郷で野村氏の訃報を聞いた。「(現役時代)チャンスをいただいたからね、野村さんには。西武を退団となったときに受け入れてくれて、また野球をさせていただいた。その中で勉強もさせていただいたし、非常に今の自分にプラスになる、いい経験をさせてもらったと思います」と悼んだ。

96年にヤクルトへ移籍した際、野村監督は60歳。その年齢を超え62歳となった辻監督は、自分自身に言い聞かせる。「この年になるとさ、よく思うよ。朝、ちゃんと目が覚めて起きれたって。本当に。体調だけはちゃんと整えておかないと。体は大事にしようね、みんな」。キャンプ中、毎朝約5キロを走って球場入り。恩師の命日から、第3クールがスタートする。

 

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