楽天石井一久GM兼監督(47)がノムさんへの“うそ”を暴露した。

野村克也氏が亡くなってから1年がたった11日、沖縄・金武キャンプ第3クール初日の練習後に取材対応。新指揮官としてユニホーム姿で恩師との思い出を振り返り「あまり褒めてくださる方ではなかった。僕の時は“坊や”みたいな。18歳の時からの付き合いだったので、すごく本当に息子のような感じで接してくれたというか、あまり大人扱いされずにここまで育ってきたので、温かい目で見ていただいてるとは思ってます」と懐かしんだ。

高卒1年目から7年間、名将の下でプレー。「僕は時間にルーズだったので、遅刻もよくしてたし、いろんなうそをついたので。高速で車がパンクしましたとか。お前うそやろって話ですよね」と報道陣の笑いを誘い「本当に温かい目で見てくれていたので、僕のことは。まあまあしょうがないな、みたいな。でもなんだかんだ言ってチャンスをいっぱいくれた方なので、意外に優しかったですね」と振り返る。

「1年目も日本シリーズに投げさせてくれたし、新人王をとらせるために28イニングでもうちょっと終わらせるとか。ことごとく期待は裏切ってきたんですけど。会えばいろいろ言ってくれますけど『お前も解説ができるようになったんだな』とか、ぼやきというよりは叱咤(しった)激励が多かったですね」と恩師からの愛をかみしめた。

野村氏から学んだ野球観を還元する時がやってきた。「いろんな野球観というものを全て教えていただいて、プロで成功していく術を僕は教えてもらって、今に至ってると思う。次の世代に今、イーグルスにいる選手にも一流になっていくための手助けを、野村監督同様のことをしっかりと実践して、選手には一流になってほしい。これからイーグルスの野球が大人になっていく様をまた成長していく様を見ていただいたらうれしいですし、野村監督の教えを実践していこうかなと思います」と天国のノムさんへ誓った。