オープン戦首位で最終戦に突入した阪神が5回に木浪聖也内野手(26)の適時二塁打で同点に追いついた。

1点を追う5回1死二塁。9番木浪は2ボール1ストライクからオリックス山岡の高め144キロをとらえた。打球は右翼フェンス上部に当たる適時二塁打となった。「梅野さんが(前打者で二塁打を放ち)良い形でチャンスを作ってくれたので、絶対にかえすという強い気持ちを持って打ちました」とコメントした。

今季は巨人から右打ちの山本、思い切りのいい打撃で評価が高いドラフト6位中野拓夢内野手(24=三菱自動車岡崎)が加入し、遊撃手争いも激化している。昨季92試合に出場した最右翼候補の木浪がバットでしっかり結果を出した。