関学大が終盤の猛攻で接戦を制した。同点の8回1死二、三塁。代打の高波寛生内野手(3年=川越東)がフルカウントから高めチェンジアップをとらえて、右翼線に勝ち越しの2点適時二塁打を放った。

長身188センチの左打者は二塁でガッツポーズ。「これまで開幕スタメンに間に合わず迷惑を掛けた。自分の一打で勝ってやるという気持ちでした」と振り返った。3月に自打球が右足を直撃。ふくらはぎ筋挫傷の影響でベンチスタートだった。昨秋は三塁の定位置を守っており、次戦からスタメンに戻る方向だ。