福岡6大学、九州6大学、九州地区大学北部の春季リーグが10日、開幕した。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったため、すべて2年ぶりの開催となった。

福岡6大学で春季リーグ7連覇を狙う九産大は、先発の荒木雅玖投手(3年=海星)が6回1安打無失点の好投で九工大に7回コールド勝ち。1回、先頭打者からいきなり4者連続奪三振で立ち上がり、5回2死まで無安打。「ノーヒットは少し意識しました」と白い歯をこぼし「初戦だったし、テンポよく投げることを意識していこうと思ったけど、その点は良かった。個人的には150キロを出して、最優秀防御率のタイトルを取りたい」と言葉に力を込めた。九共大と日経大も先勝した。

九州6大学では福岡大のほか、西南大が9回サヨナラ、九国大が延長10回タイブレークの末に逆転サヨナラ勝ちした。