阪神ジェフリー・マルテ内野手が2号を放ち、聖地で「ラパンパラ」を披露した。3点をリードした5回無死一塁。森下の高めに入った131キロカットボールを完璧に捉えた。「本当にあれが自分の売り。今日は結果として出てくれたことが、まずうれしいよ」。阪神打線が森下から1試合複数本塁打を放ったのは、この日が初めて。5得点も最多となった。

本塁打を確信してバットを投げたマルテは、ゆっくりダイヤモンドを1周。ベンチ前では、ナイン全員が息を合わせてお決まりの「ラパンパラポーズ」を披露した。「みんなが盛り上がってもらえたらうれしいし、それを甲子園で出来たという意味では、本当に幸せいっぱいだよ」。球場ビジョンに表示された打球速度は173キロ、飛距離は130メートル。佐藤輝の168キロ、125メートルをともに上回った。「フェンスギリギリでも、130メートルでも、ホームランはホームランだよ」。陽気な助っ人がベンチもファンも盛り上げた。

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