昨秋の覇者早大が立大相手に痛い星を落とした。

2点リードの4回、2死無走者から死球と安打で一、三塁にされたあと、3ランを浴びた。さらに4-3の1点リードで迎えた7回にも2死無走者から四球をきっかけに長短打を許して逆転負けした。

これで2カードを終え、1勝2敗1分け。連覇への道が厳しくなった。小宮山悟監督(55)は「最後のアウトを慎重に取らないと。勉強になったと思う」と振り返った。

前日(24日)先発してKOされたエース徳山壮磨投手(4年=大阪桐蔭)にリリーフを命じる「荒療治」にも出た。同監督は「負けた相手に自分のボールを試す機会。(次戦の)法大戦までによかったときの感覚を取り戻すよう仕向けます」と話した。

早大・小宮山悟監督(2死後からの失点で連敗、前日先発のエース徳山をリリーフ登板させ)「負けた相手に自分のボールを試す機会。(次戦の)法大戦までに、よかったときの感覚を取り戻すよう仕向けます」