ソフトバンクが連敗を4で止めた。工藤公康監督(57)は監督通算513勝目を挙げ、南海時代の故野村克也氏を抜いて球団史上単独3位へ浮上。首位楽天にゲーム差なしの2位と食らいついた。工藤監督の一問一答は以下の通り。

-中村晃が均衡を破る決勝ソロ

工藤監督 ナイスバッティングです。打った瞬間に入ると思いました。

-真砂の1発も効いた

工藤監督 そうですね。ほぼほぼライナーという感じで、彼の飛距離を考えたら「いけいけ!」とみんなは言ってましたけど、僕は「いくかな」と思ってました。ナイスホームランだと思います。

-武田は7回無失点

工藤監督 素晴らしかったです。あれだけしっかりと下半身も使いながら腕を振れたらあのカーブがすごく有効。真っすぐだけじゃなくて、スライダーにしてもフォークにしても低めに集めて気持ちの入ったピッチングをしてくれた。

-球数は89球で降板

工藤監督 そのまま勝ちにいこうと。モイネロ投手と森君がいれば、2点あればいけると思って代えさせていただいた。

-武田の状態は問題ない

工藤監督 (代えたのは)武田投手の問題ではないです。ただ、王選手はタイミングが合っているところがあって、ランナーがいるところだったらいやだなというのもあった。ちょっとでも自分にそういう思いがあったら代えた方がいいかなと。(中継ぎがイニングの)途中でいくのは難しいので、きっぱりと代えさせていただきました。余裕はあったと思います。

-7回無失点は今季の先発投手では初めて。模範になる投球だった

工藤監督 そうですね。模範になってほしいですね。実績からすれば、和田君を除けば武田君はある。そういう中でしっかりと良い調整をしていいピッチングができたというのは今後につながるし、次のピッチャーも俺も、自分もそうしないといけないとなる。9連戦なので。明日投げる石川君もしっかり投げてほしいなと思います。

-4連敗でストップ。明日からの京セラドーム大阪では無観客試合になる

工藤監督 我々はとにかく自分たちのやるべきことをしっかりやって、ファンのみなさんに勝利を届けられるようにやるしかない。ファンのみなさんに良い報告ができるように、大阪でもいい試合をしていきたいなと思います。

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