国学院大が首位に立つ中大にあと1勝と迫った。猛追する立正大を1点差で振り切り、通算7勝2敗とした。2回に相手捕手の悪送球であげた1点が決勝点になった。鳥山泰孝監督(45)は「追加点を取れなかったが、池内、坂口がよく頑張ってくれた」と投手陣の踏ん張りをたたえた。

先発した池内瞭馬投手(4年=津商)は6回2/3を1失点。「最初制球が定まらなかったが、リセットして投げられた」と2回から立ち直った投球を振り返った。今季4勝目。

今週試合のない中大はすでに8勝2敗としており、次週(10、14日)の国学院大戦が優勝のかかる直接対決となる。

 

▽立正大・桂川弘貴主将(2勝7敗となり最下位から抜け出せず)「追い詰めながら攻めきれない、そこが弱さです。(2部に)落ちても仕方がない、と開き直るしかない」