楽天ドラフト4位ルーキーの内間拓馬投手(22)が“155キロデビュー”を果たした。

5点を追う8回から3番手でプロ初登板。先頭石井に152キロ、154キロ、153キロの直球を続け空振り三振。続く万波は154キロで遊ゴロ、宇佐見には自己最速に並ぶ155キロでファウルを打たせ、最後は母校亜大仕込みの“うちまんちゅツーシーム”で遊ゴロに打ち取り、笑顔を見せた。

プロ初登板を3者凡退に抑え「緊張感はありましたけど、やってきたことを信じてやるだけやったので、出しきれたと思います」と汗をぬぐった。150キロ超えの直球を連発したことには「けっこう感触が良かったので、1軍で通用するか確認したかったですし、ファームで磨いてきた武器でもあるので、結果としては良かったです」と振り返り「これからはもっと試合を重ねて経験を積んで、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と見据えた。

石井GM兼監督も「真っすぐも強いし全てを見せているわけじゃないけど、1つ彼の特徴でいう強い真っすぐがしっかりとマウンド上でも行っていましたし、1軍のキャンプ、オープン戦、ファーム通してああいうボールは投げられている。日頃言うように1つずつステップアップして、薄いビハインドとリードというところで加わってくれると頼もしくなるのかなと思います」と評価した。

以下、内間のデビュー戦全球詳細

打者石井

<1>152キロストライク

<2>154キロストライク

<3>153キロ空振り三振

打者万波

<1>154キロ遊ゴロ

打者宇佐見

<1>154キロボール

<2>151キロボール

<3>153キロ空振り

<4>154キロストライク

<5>155キロファウル

<6>144キロ遊ゴロ