ヤクルト田口麗斗投手(25)が、広島森下と投手戦を展開した。7回を投げ、5安打無失点。100キロ台前半のカーブ、スライダーと緩急が有効だった。4月20日の同戦以来、今季2度目の森下との投げ合いにも1歩も引かず、先発の役割を全うした。

田口は「ここ最近、先制点を与えてしまうことが多かったので、点を与えずに投げられて良かったです」とコメント。試合は0-0で引き分け、巨人から移籍後初となる本拠地の神宮での勝利は次戦に持ち越されたが、内容の濃い投球を披露した。