慶大が15安打11得点、投げてはエース森田晃介投手(4年=慶応)が7回8安打1失点に抑え、立大を抜いて再び単独首位に立った。

初回、2回と3得点ずつ挙げ、序盤でリードを広げた。4回、5回にも2点ずつ加え、5回を終え10-0と完全に主導権を握った。森田は「野手が点を取ってくれて、気持ち的にもよく投げられました。状態はいい方ではありませんでしたが、1人1人、打ちとろうと思いました」と大量援護のもと、7回を最少失点にまとめた。

立大に2連敗すれば、優勝を許す状況だった。堀井哲也監督(59)は「星勘定よりも、目の前の1戦1戦を戦っています。気持ち的には、常に次の試合です」と、早くも次戦へ向けて切り替えていた。