早大が明大に連敗し、5位(2勝5敗1分け)のまま残る早慶戦(29、30日)に向かうことになった。

今季3本塁打の蛭間拓哉外野手(3年=浦和学院)が前日、自打球を右ヒザに当て、そのハレがひかずにベンチ入りできなかった。主砲を欠いた打線はわずか4安打に抑えられ、先発の西垣雅矢投手(4年=報徳学園)も9安打されて4失点と踏ん張れなかった。

小宮山悟監督(55)は「なんとかしのいだが、明確な課題がわかった。それを克服するしかない。猛練習を課そうと思う」。残す早慶戦に向けては「力の差は歴然としている。食らいつくしかない」と話した。