明治安田生命は初戦のJR千葉戦に大勝した。勝てば関東代表が決定する3日のセガサミー戦へ駒を進めた。

3回、2死から四球と盗塁でチャンスを作ると、3番の泉沢涼太外野手(27=中大)が左前適時打を放ち先制。

1-1の同点に追い付かれた4回1死、6番道端俊輔捕手(28=早大)が左越えソロを放ち、すぐさま勝ち越しに成功した。

その後も、6盗塁と足をからめた攻撃で得点を重ね、12安打7得点。今春から就任した岡村憲二監督(47)は、初の公式戦を勝利で飾り「独特の雰囲気の中、選手がよくやってくれた」と笑顔を見せた。

3投手をリードし、3安打2打点と攻守にわたって活躍した道端は「(本塁打は)初戦でみんなフワフワしていたので、なんとか出塁したいという気持ちだった」と振り返った。