絶好調の巨人吉川尚輝内野手(26)が、試合開始早々にグラウンドから姿を消した。

1回2死、オリックスの先発山崎福の2ストライクからの3球目で内角を攻められ、バットのグリップをにぎる左手付近に死球を受けた。顔をゆがめ、苦悶(くもん)の表情のままベンチに退き負傷交代。代走に北村が送られた。

吉川は前日9日の同戦は無安打だったが、そこまで13試合連続安打をマーク。交流戦は3割7分3厘と大活躍中だった。不振で2軍再調整中の丸に代わり、3番に入って打線の中軸を担ってきた。