巨人が3年ぶりの岩手開催で競り勝ち、3位から阪神と同率の首位に返り咲いた。
序盤に窮地が訪れた。西舘勇陽投手(24)が地元・岩手の凱旋(がいせん)登板でまさかの危険球退場となった。1点リードの2回先頭、ヤクルト松下への初球142キロ直球がすっぽ抜けてヘルメットを直撃した。
2番手は田和廉投手(23)を投入。無死二塁から無失点に抑えると、3回からは赤星優志投手(26)が4イニングを1失点で踏ん張った。橋上秀樹監督代行(60)は「本当に落ち着かせてくれました。彼らの頑張りは非常に欠かせないことだった」と称賛した。
7回には1、2番コンビで値千金の活躍をした。2死から浦田俊輔内野手(23)が右前打で出塁。「行くなら初球」と今季18個目の盗塁に成功し、松本剛外野手(32)は「浦ちゃんが初球で決めて気持ちが楽になった」と左前への適時打。殊勲の連携が光った。
リードした直後の8回に送り込んだ田中瑛斗投手(26)が23試合連続無失点、さらに9回は守護神ライデル・マルティネス投手(28)が試合を締め、外国人最多となる通算235セーブ目。首位争いのライバルとの東北2連戦を1勝1敗で終えた。
▼巨人西舘(地元・岩手で先発も2回にヤクルト松下への頭部死球で危険球退場。試合後、杉内投手チーフコーチと池山監督に謝罪)「まず松下選手が何もなければ(いいなと)。すごく申し訳ない気持ちです」



