楽天田中将大投手(32)が“モノノフ対決”で阪神佐藤輝に一発を浴びるなど7回109球5安打3失点でマウンドを降り、自身6戦連続白星なしとなった。

1点を追う6回2死、2ストライクから内角スライダーを右翼席へ運ばれた。追いかける展開で痛恨の被弾に首をかしげた。

自身と同じくももいろクローバーZのファンである大物ルーキーに対し「あれだけ素晴らしい活躍を1年目からしていると思うので、そういう選手が打つとチームも乗ってくると思う。いい選手がたくさんそろっているので、しっかりと抑えたいと思います」と警戒。第1打席は中飛に抑えたが、4回2死での第2打席では右前打を打たれていた。

5月1日ロッテ戦以来、6戦ぶりの白星を目指し、自身16連勝中の本拠地楽天生命パークでのマウンドに立った。3回までは完璧に抑えたが、4回2死からマルテに四球。続く大山に外角直球を右翼席へ運ばれ先制2ランを許した。6回で100球に到達も7回まで投げきり、5戦連続クオリティースタート(6回以上自責3以内)を達成。ただ、味方打線が阪神伊藤将の前に7回まで1得点。援護に恵まれず、白星はつかめなかった。