ソフトバンクの新外国人右腕レイが、3試合目の登板で来日初勝利を手にした。

6回118球を投げ、2安打1失点と好投。10日の広島戦(ペイペイドーム)から中11日の先発マウンドだったが、150キロ超の直球にカット、チェンジアップなどを駆使し、ロッテ打線を牛耳った。

「調子はあまりよくなかった。でも先制点をもらい、何とか粘りながらリードを守ることができてよかった」。5回に2四球を与え、1死一、二塁から高部に中前適時打を許した。制球を乱した自らの投球を反省すると、6回は3者凡退。最後の打者となった安田から、146キロの直球で空振り三振を奪った。「甲斐や野手のみんなに感謝したい1勝目なのでうれしい」。記念のウイニングボールを手にし、笑顔を見せた。

リーグ戦再開に合わせ、先発ローテーションを再編。安定した投球内容から、週初めの「火曜日の男」に抜てきされた。6月になって、チームは初めてカード初戦を白星で飾った。期待の助っ人右腕が、きっちり役割を果たした。

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