今季、リーグ2位タイの8勝を挙げる巨人戸郷翔征投手(21)が、エキシビションマッチのソフトバンク戦に先発し、6回を7安打7失点(自責3)で黒星を喫した。

1点を先制した直後の1回、1死一、二塁からリチャードに逆転の3ランを被弾。3回には二塁手の北村の失策をきっかけに、中村晃の適時二塁打、真砂の中越え2点適時二塁打、松田の適時打で4点を追加された。

試合後は、悔しさをにじませながら「ちょっと悔しい結果になってしまったけど、そこは反省を踏まえて、次につなげていけるような投球というか。自分にもカツを入れてしっかりとやっていきたいなと思います」と話した。

真っすぐ中心に組み立てることをテーマに、マウンドに上がった。「ちょっとそれができたことは収穫ですけど、あれだけ打たれてしまったら元も子もないので。あそこを1つ我に返ってというか、もう一度立て直してたら、いい結果が生まれてたのかなとは思います」と反省した。

戸郷は交流戦の5月30日の同戦で、公式戦、オープン戦を含むチームの対ソフトバンク戦の連敗(1分け含む)を14でストップさせたが、この日は失点を重ねた。4回以降は修正し、3イニング連続無失点に抑えた。最速は149キロをマークし、球数は104球だった。