巨人原辰徳監督(63)が若手の成長ぶりを口にした。先発の21歳戸田懐生投手は3回に2失点して降板したが、この日最速147キロの直球とフォークを軸にした変化球で、2回には4番リチャードと5番真砂から2者連続三振を奪うなど2回まではパーフェクト投球。4番岡本和真内野手(25)は2試合連続本塁打。支配下登録を目指す20歳の山下航汰外野手は7回2死に代打で登場して左前打を放ち、その後に同点のホームイン。9回には無死一塁で犠打も決めるなど、アピールに成功した。2番遊撃でスタメンの若林晃弘内野手(27)も3回の中犠飛と7回の同点適時打で2打点と勝負強さを発揮した。

試合後、原監督の主な一問一答は以下の通り。

 

-岡本和が4試合で11打数8安打7打点、3本塁打といいところばかり

「そうですね。仕留めるよね。いい状態でしょうね」

-戸田は2回までは良かった

「コントロールも上がってきているし、もう少しボールの強さが出るといいでしょうけど、成長している一人ですね」

-若林は昨日から合流して今日は2打点

「だいぶ、エネルギーを蓄えてきたなと。彼の場合、エネルギーがすぐ、少しエンプティーになってしまう(笑い)。今のところフルだから(笑い)」

-山下もヒットに犠打

「ねえ、良かったよ、今日は」