ソフトバンク千賀滉大投手(28)が「因縁の地」から出直す。
17日の楽天戦が雨天のため、今季初めて中止となりチームは楽天生命パークの室内練習場で調整。金メダルを獲得した東京五輪から、復帰後初先発となる18日の同戦に向けて「ぼくはこのユニホームを着て投げるときに、前回、大やらかししているので。それだけを思ってマウンドに上がりたいと思います」。1軍登板は3回途中で自己ワースト10失点だった7月6日ロッテ戦以来となるだけに、鷹のエースとしての再出発に気合を入れた。
千賀には負けたくない理由がもう1つある。WBCに出場した17年は、シーズン初戦に同じ仙台で登板。4回7失点と打ち込まれ黒星を喫していた。「WBC明け1発目も公式戦ここで投げてやられているので、しっかり塗り替えたい」と、国際大会直後のマイナスのイメージを払拭(ふっしょく)する意気込みだ。
チームは後半戦スタートからここまで球団タイ記録の3試合連続無失点を継続中。連続イニング無失点も33で、球団記録38イニングが近い。ダブルで新記録がかかる状況だが、千賀は「いつかは絶対途切れるものですけど、とにかく自分がやるべきことは、0で帰ってくるイニングを増やすこと。結果、終わってからそうなればいいなとは思いますけど、自分のやるべきことをやることだけ考えたい」と冷静に、目の前の勝利だけを目指して腕を振る。【山本大地】



