オールフロンティアが7回コールドで勝利し、第3代表として南関東地区2次予選進出を決めた。

0-0で迎えた2回に、スクイズで先制。6回には浅賀大輔捕手(25=東日本国際大)の適時打などで3点を追加した。

7回のマウンドには、登坂航大投手(23=桐蔭横浜大)が上がった。今季初めての公式戦。先頭に死球を与えるなど無死一、二塁のピンチを招いたが、連続三振を奪うなど無失点でしのいだ。昨秋から右肩痛を抱えており、リハビリを経て8月から復帰した。都市対抗予選に照準を合わせて練習。走り込みやウエートトレーニングなど、体づくりも積んだ。実戦は、まだ2試合目だったが「感覚は悪くなかった。(先頭の死球で)それから開き直って、腕を振って投げることができた。力を入れなくても、強い球が投げられている」と手応えをつかんだ。

4日の準決勝で、テイ・エステックに延長タイブレークの末に1-3で敗れた。田中亮監督(50)は「テイ・エステックさんは1年目でも力のあるチーム。ダメだったところを修正して、次の日に切り替えようと話した。昨日は嫌な負けだったので、先制点がほしかった」と明かした。

今月下旬から始まる2次予選に向けては「勝負どころでの得点力を上げていくことが大事になる」と話した。

優秀選手には、浅賀が選出された。