日本ハム斎藤佑樹投手(33)が1日、今季限りでの現役引退を発表した。

 

▽斎藤佑樹の主な記録

◆06年8月21日 夏の甲子園で駒大苫小牧と決勝引き分け再試合の末、優勝。同大会の登板7試合、投球69イニング、5度の2ケタ奪三振は最多記録。大会通算78奪三振は58年板東英二(徳島商)の83個に次ぐ歴代2位。

◆同10月4日 兵庫国体を制す。決勝でまたも駒大苫小牧・田中将大と投げ合い、自ら適時安打を放ち1-0で完封。

◆07年4月14日 東京6大学リーグで早大初の1年春開幕投手。東大相手に6回無失点で勝利。

◆同6月3日 1年生が春のV決定試合で勝利投手は90年大越基(早大)以来4人目。リーグ最多の4勝を挙げ、1年春の投手では史上初のベストナイン。

◆同6月17日 決勝で東海大を破り、早大33年ぶりの大学選手権V。前年夏の甲子園V投手が大学1年で優勝投手は史上初。準決勝、決勝の2勝で大会史上初の1年生MVP。

◆同7月6日 日米大学野球第3戦(米ダーラム)で史上初の1年生勝利。

◆同10月30日 早慶戦の1試合15奪三振は延長戦を除き史上最多。最多勝、最優秀防御率、ベストナインの3冠。

◆09年11月6日 早大100代目の主将に就任。

◆10年9月11日 法大戦でアマ時代を通じ初の球速150キロをマーク。

◆同10月4日 リーグ史上6人目の通算30勝&300奪三振を達成。

◆同10月28日 ドラフトで4球団競合(日本ハム、ヤクルト、ソフトバンク、ロッテ)の末、日本ハムが1位指名。

◆同11月3日 50年ぶりの早慶による優勝決定戦で勝利。8回1死まで無安打の好投。

◆同11月18日 明治神宮大会決勝で菅野(現巨人)の東海大を破り、早大初V。9回に投げ胴上げ投手。夏の甲子園、大学選手権に次ぎ3冠。

◆11年4月17日 ロッテ戦(札幌ドーム)に先発しプロ初登板。初回表、井口に先制2ランを浴びるもホフパワーの逆転満塁弾が飛び出し、5回4失点(自責点1)で初勝利。

◆同7月22日 オールスター第1戦(ナゴヤドーム)。全パの3番手で球宴初登板。1回2/3、無失点。

◆12年3月30日 西武戦(札幌ドーム)で開幕投手。9回1失点でプロ初の完投勝利。開幕戦で初完投勝利は62年柿本実(中日)以来、プロ野球50年ぶり。

◆同4月20日 オリックス戦(ほっともっと神戸)でプロ唯一の完封勝利。9回131球、被安打8、奪三振4。

◆同7月20日 オールスター初先発(京セラドーム大阪)。中村紀洋(DeNA)に2ランを浴びるなど3回3失点で黒星。

◆同11月1日 巨人との日本シリーズ第5戦に登板。5番手で2回2失点。