巨人大塚淳弘球団副代表編成本部長(62)が3日、11日に行われるドラフト会議について、指名の構想を語った。

「去年は発掘と育成の元年という話をした中で、3年間は思い切って、取らなくちゃいけないなと。去年も言いましたけど、金の卵を発掘しないといけないんでね。3年続けていれば、常勝チームの基盤がね。今ちょっと過渡期というか、ピッチャーいないですけど、これを我慢してやっていけば、選手は出てくるのかなと思いますね。人数は何人とは言えないですけど、ある程度多めにいこうかなと。ただ人数が120人って決まってるんでね、いけるだけいきたいなと思います」と話した。

4日から25日までは戦力外通告の期間の第1次となる。「(来季の)スタートを62人でスタートしたいんでね。今70名いるじゃないですか。例えば、ドラフトで5人取ったら75人じゃないですか。必然的に62人にするにはどうしたらいいかっていうのは出てきますよね。戦力外、もしくは支配下から育成に落とすという感じですね。それはドラフトの状況によってですけど。一応、育成が多いんでね、夢を与えるために枠を空けておきたいんですよ。それを65人ぐらいにしちゃうと5枠しかないんでね、励みになんないじゃないですか。だから、なるべく空けて、競争しろよって感じですね」と話した。