中日は5日、平田良介外野手(33)が7月4日に体調を崩し、名古屋市内の病院で診察を受けた結果「異型狭心症」と診断されていたと発表した。異形狭心症は心臓の血管が縮み、痛みによる発作を引き起こす心臓病の一種とされる。球団によると同外野手は現在、2軍で体調を見ながら当日の練習メニューを決定しているという。

平田は今季、打撃不振により4月28日に出場選手登録を抹消。以降は2軍での調整が続いていた。1軍成績は21試合で打率1割5分5厘。2軍では29試合に出場。打率1割5厘、1本塁打。ウエスタン・リーグの今季最終戦となった9月30日のソフトバンク戦では代打出場し、四球を選んでいた。

◆異型狭心症 心臓の血管が極度に縮むことから生じる病気。胸が圧迫されたり、締め付けられるなどの症状があり、夜間から朝方に多く、安静時に起きやすいなどの特徴がある。心身の疲労やストレス、喫煙、過度の飲酒などが原因とされる。