立大が宮崎仁斗外野手(3年=大阪桐蔭)の一発で引き分けに持ち込み、辛うじて首位を守った。

1点を追う7回2死無走者から、ストレートを捉えて左翼席に運んだ。「おととい(16日の1回戦)自分のスイングができていなかった。2死だったし、思い切り振ろうと思った。狙い通りに打てました」と振り返った。

これでポイントは5・5となり首位をキープした。もっとも、残り2試合(対明大)しかなく、この日の相手慶大は3勝3分け(4・5ポイント)で、まだ4試合を残している。宮崎も「追いついたのはうれしいが、逆転できなかった思いが強い」と話し、笑顔はなかった。