神戸大は強豪関大に力負けした。1回1死一、三塁の好機で中軸が凡退。先制できず、その後は防戦に追われた。

中井明則監督(51)は「初回に点が欲しかった。野口君の本塁打は初めて見る打球」と振り返った。今秋は1986年(昭61)春以来、35年ぶりのリーグ優勝を果たした。健闘及ばず、伊藤太造主将(4年=奈良女子大付)も「力負けした感覚。総じて実力が足りなかった。後輩のおかげで優勝できて感謝を伝えたい」と話した。