明大は左腕の森勝哉投手（2年＝広陵）が先発し、7回3安打1失点で勝利投手となった。

初回、法大先頭の中津に真っすぐを捉えられ、中越えに二塁打を浴び、そこから1点を失った。「直球を張られている」と、2回からは変化球中心にチェンジ。カットを中心に、スライダー、カーブ、フォークと多彩に投げ、バットに当てさせない。計9三振を奪い、追加点を与えなかったことで、8回の逆転を呼んだ。

この秋は、同学年の右腕、蒔田がリーグ戦デビュー。先発を含む4試合に投げた。春は、一緒にフレッシュトーナメントで投げていただけに、森は「いい刺激になりました」。来春は、リーグ戦デビューで続きたい。「冬は全体的に体を強くしたいです。特に下半身を強くして、力強い直球を目標にしています」と意気込みを語った。