関大は投手戦を落とし、準優勝した19年以来の明治神宮大会出場を逃した。関西学生リーグ代表が同大会出場を逃したのは9年ぶり。

先発の鷲尾昂哉投手(3年=登美ケ丘)が力投したが、6回に2本塁打を浴びるなど4失点した。2年前のメンバーが多く残る自慢の打線は、相手を上回る9安打を浴びせたがチャンスで詰め切れなかった。

主将の坂之下晴人内野手(4年=大阪桐蔭)は「悔しすぎます」と涙。早瀬万豊監督(63)は「もう一度、4年生を中心に神宮で暴れたかったという気持ちが強かった。私の采配がさえなかった。責任を感じている」と唇をかんだ。