中日石川昂弥内野手(20)が14日、ナゴヤ球場で契約更改に臨み175万円減の1100万円でサインした。
「超えられるようにがんばります」。3年目での恩師超えを誓った。秋季キャンプで石川昂の指導に当たるのは通算404本塁打の中村紀打撃コーチ。高卒現役3年目で放った8本塁打超えに力を込めた。
2年目の主砲候補生は、キャンプで出遅れ、開幕1軍を逃した。6月25日のウエスタン・リーグ阪神戦(鳴尾浜)では左手首付近に死球を受け退場。「左尺骨骨折」と診断され、その後の患部の骨接合術を受けリハビリを続け1軍出場ゼロで今季を終えた。10月のみやざきフェニックス・リーグ終盤に約4カ月ぶりに実戦復帰し、4日からの立浪新政権の秋季キャンプに参加している。
「教えてもらって、(僕と)似ているなと。理解できる。ヘッドの重みを感じて打ちたい。中村紀さんもそうじゃないかな」。右手主導の打法を伝授され、死球防御のためクロスステップに打法改造も「充実した練習ができている」と二つ返事でうなずく。この日から午後の高橋周、京田らの守備、打撃重点組に入った。立浪監督や中村紀コーチから重点指導を受ける。「今年はケガが多くて、まともに試合に出られない1年だった。悔しい」。パワー増へ93キロから102キロに体重も増やした。「ケガしないでずっと1軍で試合に出続けられるようにがんばりたい」。体のケアにも気を配る竜の主砲候補生が覚醒への階段を駆け上がっていく。【伊東大介】



