ヤクルトが「SMBC日本シリーズ2021」第6戦に勝利し、20年ぶりの日本一に輝いた。前回の優勝は2001年。20年前、ヤクルトV選手は何してた?

▽高津臣吾監督

32歳の守護神。シーズンの37セーブはリーグトップ。日本シリーズ第5戦でセーブを挙げ、日本一の胴上げ投手に

▽塩見泰隆

相模原市立星が丘小学校2年生。バレーボール選手だった父と陸上選手だった母譲りの身体能力で、軟式野球にのめり込む

▽青木宣親

早大人間科学部2年。同期から鳥谷、比嘉、由田が後にプロ入り。俊足の外野手として東京6大学野球で活躍。鳥谷を見に来たヤクルトスカウト陣の目に留まる

▽山田哲人

プロになれるなどと夢にも思っていなかった小学3年生。1年前、兵庫県警に勤めていた父の転勤で宝塚に転居し、リトルリーグで野球を始めたばかり

▽村上宗隆

たぐいまれなパワーを持つスラッガーも1歳9カ月のかわいい赤ちゃん。野球と出会うのは4年ばかり後のこと

▽ドミンゴ・サンタナ

ドミニカ共和国生まれの9歳のキリスト教徒。父は投手と外野手をこなす二刀流選手でアストロズ傘下マイナーでもプレー

▽中村悠平

福井・大野市立下庄小学校5年。野球を始めたばかりで、外野手、内野手を経験し、夏ごろに捕手にコンバートされた

▽ホセ・オスナ

ベネズエラ出身の8歳の少年。西部の湾に面したトルヒージョ州が故郷

▽高橋奎二

京都・亀岡出身の4歳。将来、アイドルと結婚することなど予想もしていない純真無垢(むく)な少年

▽奥川恭伸

4月16日、石川・かほく市で生まれる。生後7カ月ではリーグ優勝時に生まれた若松監督の名言「ヤクルトファンのみなさん、おめでとうございます」も理解できず

▽西浦直亨

奈良・大淀町桜ケ丘小学校の4年生。1年前から始めた野球のポジションは投手

▽小川泰弘

5人兄弟の末っ子の11歳。愛知・渥美郡赤羽根町で野球を始めて2年目

▽石川雅規

00年シドニー五輪予選でバッテリーを組んだ古田に憧れる青学大4年。日本シリーズの約1カ月後、ドラフト会議で自由獲得枠によるヤクルト入りが決定

▽原樹理

兵庫・加古川市の野口南小学校に通う2年生。声楽家の父のもと、3兄弟の末っ子として育つ。小学1年生から始めた軟式野球に夢中

▽高梨裕稔

千葉・茂原市出身の10歳。小学校2年から始めた野球は、中学まで内野手でプレー

▽石山泰稚

秋田・山王中の1年生。強肩の三塁手兼ブルペン捕手だった。本格的に投手となるのは、この3年後、金足農に進学してから

▽清水昇

東京・足立区出身の5歳児。野球を始めるのはこの翌年、江北小に入学してから

▽スコット・マクガフ

米国ペンシルベニア州出身の12歳。父トムはインディアンスのロースターに入ったことのある右投げ右打ちの投手

▽つば九郎

プロ8年目の現役。夜のパトロールは絶好鳥。まだそこまでクセはつよくなかった