創部4年目で初出場の北海道ガス(札幌市)は、東京第3代表のセガサミー(東京都)に敗れ、初勝利はならなかった。

2回、先頭の5番安田大将三塁手(23=亜大)、長谷川寛中堅手(26=早大)の連打で無死二、三塁のチャンスをつくり、7番東海林寛大捕手(25=日大)の左犠飛で先制点を奪取。しかし3回以降は、相手先発草海光貴投手(23=上田西)の前に追加点を奪えなかった。

先発した右腕の大城祐樹投手(25=桐蔭横浜大)は5回途中3安打3失点(自責2)で降板。7回には一挙5失点を喫するなど、リリーフした投手陣も踏ん張り切れなかった。6人の投手を起用も、12安打10失点とセガサミー打線を封じることはできず。初の全国舞台となった6月の日本選手権では初戦敗退。悔しさを晴らすべく挑んだ試合だったが、またしても苦い結果になった。