奈良出身の阪神小野寺暖外野手(23)は12日、奈良・広陵町で野球教室「プロ野球・奈良県人会 地元に恩返しスペシャル」に参加した。

一緒になったDeNA三浦大輔監督は小野寺に対し「しっかりとスイングをする。敵としてはやっかいなバッターになると思う」と警戒。その上で「横浜戦以外で頑張って」とユーモアを交えて同郷の後輩を激励した。イベント後に発言を伝え聞いた小野寺は「今年DeNA戦だけノーヒットだった。(三浦監督に)良いところ見せたい」と発奮。今季出場は34試合で同戦は4試合で8打数無安打。「三浦監督のように奈良県民に誇られるような選手になりたい」と誓った。