ロッテ佐々木朗希投手(20)が17日、来季の契約更改交渉に臨み、1400万円増の年俸3000万円でサインした。

プロ2年目の今季は5月16日の西武戦(ZOZOマリン)でプロ初登板初先発し、同27日の阪神戦(甲子園)でプロ初勝利をマークした。球速が高まった後半戦は安定感も増し、3勝2敗、防御率2・27でシーズンを終えた。大幅増に「すごくいい評価をしていただきました。去年投げていない中で今年しっかり試合で投げられて、最後の方にしっかり大事な試合で投げることができたので」とシーズンを振り返りながら、笑顔を見せた。

11月6日のCSファーストステージ楽天戦(ZOZOマリン)では、6回1失点の堂々たる投球を見せた。この試合ではプロ入り後最速の159キロもマーク。160キロの大台への手応えについて問われると「あまり言いたくはないですけど、あると思います」。大船渡高3年春に163キロを出したが「(肉体的な状況も)また違ったものだと思いますし、1年間戦うというところは違うと思うので、その中でもコンスタントにいい球を投げれるように練習しています」と話した。(金額は推定)