日本ハム新庄剛志監督(49)が20日、自身のインスタグラムで春季キャンプ中は異例の2拠点生活を行う方向性を示した。「キャンプ中に寝泊まりする宿舎を2つ用意してもらう方向です」と投稿した。

1軍は沖縄・名護、2軍は名護から車で約40分の国頭で2月1日からキャンプインの予定。BIGBOSSは9日に「(キャンプ)初日、まず僕は国頭の方から見に行こうと思っています。皆とコミュニケーションを取りながら『君たちは2軍じゃないんだよ』ということを伝えてあげないと。選手が『え~、スタートは2軍なんだ』という気持ちになられると、僕にとっては最悪だと思っているので」と、自身の2軍スタートを公表。19日にも「1軍、2軍とはつけたくない。僕はBIG組とBOSS組で」と、全選手を横一線で見極めていく方針を打ち出していた。

通常、監督は名護の宿舎に宿泊するが、国頭の2軍宿舎でも寝泊まりできれば、移動の負担を軽減することも可能となる。BIGBOSSは初日だけでなく頻繁に名護と国頭を行き来して、全選手の動きを直接視察していくとみられる。