DeNAドラフト1位の小園健太投手(18=市和歌山)が、ゴールデンルーキーの片りんを数字で示した。

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神奈川・横須賀市の球団施設「DOCK」で行われた新人合同自主トレで、初めて座った捕手を相手に投球。直球のみを30球を投げ、ボールの回転数などを計測する「ラプソード」で半分以上がホップ成分が50センチを超えた。「感触は良かったです」と自己分析し、三浦監督を「順調にきているのが何より」と安心させた。

1軍の平均ホップ成分は45センチ前後と言われる中、この時期ですでに1軍平均を超えた。この日の最大値は不明だが、50センチ後半なら1軍トップクラスとなる。回転軸が真っすぐになるほど縦の回転がかかりやすく、打者の手元でホップするが、縦回転の傾向も強かった。「最終的に真っすぐで空振りが取れるピッチャーになりたいと思ってますし、真っすぐの質自体をもっと上げていければ」とさらに進化する。【久保賢吾】