DeNAは29日、新人合同自主トレを打ち上げた。横須賀市内の練習施設「DOCK」で最終日を迎えた。ドラフト1位小園健太投手(18=市和歌山)は「すごく充実した1カ月だったと思いますし、けがなく終われたのはすごくよかったと思います」。期間中、3度のブルペン投球を行い、最後は捕手を座らせて投げた。1軍キャンプでは、より実戦形式の練習に入っていく。その土台をつくった。

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青星寮での生活では、ドラフト2位徳山壮磨投手(22=早大)が、スーパールーキーの素顔を披露した。4歳年下の後輩で同期。「日常でもずっと一緒。だいぶ寄ってきます。真面目ですけど、自分には素でドンドンきます」。新人合同自主トレ最終日のこの日の朝、アラームが鳴る前に徳山の部屋を小園がノック。「『(徳山)壮磨起きるぞ』って。めっちゃ眠かったのにアラーム前に起こされたんで。そういう一面もある。かわいいっす。トクさんっていうときもあるけど、壮磨が増えてきましたね。いい子っす」と笑顔で明かした。

8日から育成選手含め、9人で3週間行われた合同自主トレ。徳山は「後輩がやりやすいように新人合同自主トレができたので、上下関係なくてみんな普通にできたんで、よかったと思います」と充実の日々を振り返った。