「爆肩(バッケン)レコード」更新だ! ソフトバンク甲斐拓也捕手(29)が、昨季自己ベストだった盗塁阻止率4割5分2厘の更新を宣言した。

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧

藤本監督に体重減の指令を受けた昨秋時点から、約5キロ減で宮崎キャンプを迎えた。守備面では「全然、今年は今までと違いますね。動けている感じも自分ではある」と、例年よりフットワークの軽さを感じている。前日12日の紅白戦では高田の二盗を阻止し、22年初の「甲斐キャノン」を発動。得意のスローイングについても「スムーズにできている」と、レベルアップの最中だ。

昨季の盗塁阻止率は両リーグトップ。投手のクイック技術など、自身の力だけによるものではないと強調してきたが「もっといきたいですね」と貪欲で、5割を目標の1つにしている。球界では12年の阪神小宮山が最後で、パ・リーグでは城島球団会長付特別アドバイザーが02年に残した福岡移転後の最高記録、5割8厘までさかのぼる“大台”。甲斐は「ちょっと意識しているんですよ、実は。そこを目指して頑張ります」。北京五輪で盛り上がりを見せたスキージャンプでは最長不倒の記録を「バッケンレコード」と呼ぶ。甲斐が鋭さを増したキャノンで「爆肩レコード」を撃ち抜く。【山本大地】

▼規定試合数(捕手はチーム試合数の2分の1以上)に出場し、盗塁阻止率5割以上は、50年以降で26人(47回)が記録。野村克也(南海)も63年に記録(5割3分1厘)している。直近では12年小宮山慎二(阪神=5割)がマークし、パ・リーグでは02年城島健司(ダイエー=5割8厘)を最後に出ていない。なお、シーズン最高は93年古田敦也(ヤクルト)の6割4分4厘。