広島ドラフト1位黒原拓未投手(22=関学大)の開幕1軍入りが内定した。日本ハム戦(マツダスタジアム)の5回に登板。石井を中飛、水野を見逃し三振、田宮を投ゴロに抑えた。「いいストレートを投げられた。結果は良かった」。この日が本拠地での初登板。広島のファンに、3人0封で“自己紹介”に成功した。「日曜日でファンも多く、声援が力になった。そういう方たちに感謝の気持ちを持って応えたい」。2万人超のファンから大きな拍手を浴び、感慨に浸った。

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佐々岡監督は黒原について「今後も遠征に行くし、(中継ぎとしての)役割は最後の1週間で決める」と、開幕1軍の方針を示した。最速152キロ左腕は「打ち損じなど結果オーライな部分があった。それでは安定感につながらない」と勝ちパターン入りへ、さらなる向上を誓った。