西武山川穂高内野手(30)が“悪球打ち”で、1号となる先制3ランをぶっかました。

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1回1死一、三塁。低めのスライダーを空振りした後の2球目。捕手が中腰に構える中、首ぐらいの高さに来たボール球の144キロストレートを豪快にフルスイング。左中間へ伸びた打球は、西武ファンで埋まるスタンドに着弾した。

昨季は6戦6敗とやられまくった天敵宮城から貴重な先制弾で、頼もしく4番の仕事を果たした。

「手応えはありませんでした。外野の頭を越えたらいいかなぁ、くらいでした」。ベルーナドームと本拠地の名前が変わって初のアーチをかけた選手にもなった。「ベル-ナドーム第1号うれしいです!」と興奮気味に語った。

初登板となったドラフト1位のルーキー隅田知一郎投手(22)を強力援護した。