中日立浪和義監督(52)が28日、本拠地開幕6連戦へ向け、必勝パターン再編に言及した。

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29日からDeNA、広島と本拠地6連戦を控え、一部選手はバンテリンドームで調整。立ち会った立浪監督は「7回は現状では田島、清水がいる。福も挟みながら」と話し、離脱中の岩崎の穴を3人で埋める7回以降「勝利の方程式」を再構築した。

26日巨人戦で緊急降板した岩崎の検査結果については「骨が折れているとか、筋が切れているとか、ではなかった」と説明。その上で、リリーフ陣の整備について触れた。岩崎の代役でロドリゲスを8回に回し、7回は田島、清水、福が担い、守護神R・マルティネスへつなぐ。当面想定する5人による方程式だ。

指揮官は「祖父江ももうじき帰って来る」と言い、右肩痛で出遅れた右腕の近々復帰も示唆。加えて「1年間任される先発は7回までを責任イニングも」と、先発陣に奮起も促した。

27日巨人戦(東京ドーム)は、初回4点差から投手野手20人を使い延長の末、逆転で就任初勝利。「負けていても何か起こるんじゃないか。そういう試合を作っていきたい」。地元お披露目2カードを総動員で乗り切る。【伊東大介】