楽天は1日、川島慶三内野手、則本昂大投手、アラン・ブセニッツ投手、小深田大翔内野手、安田悠馬捕手、小峯新陸投手の6選手が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。3月31日にPCR検査を実施し、判明した。

川島は微熱や倦怠(けんたい)感の症状があるが、他は無症状。3月31日までのオリックス戦で大阪に滞在していたため、ホテル療養や、関西に自宅がある選手は自宅療養をしている。

川島、安田の2選手は球団内に体調不良者が出たため、前日の31日に山崎とともに特例2022に基づき出場選手登録を抹消されていた。山崎は陰性が判明したため、この日1軍に復帰した。6選手は現在隔離療養中。球団は1軍、2軍ともに予定通りチーム活動を継続し、今後も継続的にPCR検査、および抗原検査を実施するとしている。チームでは3月27日に茂木栄五郎内野手が陽性判定を受けていた。

則本は今季の開幕投手を務め、この日の午後6時から行われるソフトバンク戦(楽天生命パーク)の予告先発投手となっていた。ドラフト2位ルーキーの安田は3月29日のオリックス戦で12球団のルーキー最速本塁打をマーク。楽天は、開幕バッテリーがコロナで離脱することとなった。

則本の代役として涌井が先発予定。投手陣では高田萌、津留崎が1軍選手登録される見込み。