東都大学野球2部の第1週第3戦が18日、大田スタジアムで行われ、専大が4-3で立正大に勝利し、勝ち点を挙げた。

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今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕、菊地吏玖(りく)投手(4年=札幌大谷)が、抑えとして試合を締めた。先頭に右前打を許すも、自らの胸をたたいて鼓舞。2死二塁で、最後の打者を直球で捕邪飛に抑え、ほえながら大きくガッツポーズした。

この日は最速149キロの直球を軸に、1回を1安打無失点。3連戦で3連投したが「意外と試合に入ると疲れは感じなかった。(2戦目の)昨日より今日の方が元気。とにかく1人1人、1球1球に集中した」と笑顔。視察したロッテ榎スカウト部長は「質もありながらいいボールを投げる。力のある投手」。ヤクルト中西スカウトも「3連投で疲れのある中で、球速も力もある球だった」と高評価だった。