京大は立命大に惜敗した。

1点を追う9回は連打で無死一、二塁の好機を築いた。手堅く犠打で走者を進めて、1死満塁に持ち込んだが、連続の空振り三振で1歩及ばなかった。先発の水江日々生投手(3年=洛星)が丁寧な投球で5回2失点にまとめた。継投も手堅く、追加点を奪われなかった。だが、打線は4回に先制点を挙げた後、再三、得点圏に走者を進めたが、加点できなかった。

元ソフトバンク投手の近田怜王監督(31)は「投手陣が頑張ってくれている。先制点を取れたこともよかった。1点差負けで反省点もありながらの試合」と振り返った。

チームは開幕節では昨秋優勝の関大から、82年秋以来、40年ぶりに勝ち点を獲得していた。前節は同大に連敗。この日も立命大との初戦を落としたが、前を向いて戦う。