侍ジャパンの栗山英樹監督(60)が23日、神宮で行われた東京6大学野球を視察し“野球の怖さ”を肌で感じた。
第1試合は、立大が7回を終え2-0と慶大をリード。だが、先発の荘司康誠投手(4年=新潟明訓)が降板した後の8回、リリーフ陣が逆転3ランなどで4点を失い、敗れた。荘司は107球を投げており、交代は自然ではあった。栗山監督も「典型的に野球の怖さが見られる試合。違う形の手の打ち方が考えにくい」と勝負の難しさを口にした。
前日に甲子園で視察した関西学生野球から、接戦が続く。それだけに、学びは多かった。「ランナーが一つ進んでいく上で、バントだったり。いろんな考え方がある」。立大は7回、代打バントで走者を進め、2点目につなげた。「侍、代打バントあるよね」とニヤリと笑って、こう続けた。
「代打バントと見せかけて何か起こるのかな、というのもある。いろんな駆け引きの中で日本の野球の良さをもう1回、確認しながら。短期決戦じゃないけど、プロ野球と比べたら一発勝負に近い。勝ち点を取りに行く。そう考えたら参考になる」
指揮を執る来春のWBCを意識した。



