慶大打線が止まらない。

3回、朝日晴人内野手(4年=彦根東)、広瀬隆太内野手(3年=慶応)の2者連続ソロ本塁打で同点に追いつき、5回に勝ち越して2勝1分け。立大戦は2分けをはさんで13連勝とした。明大は3安打で効果的に3点。中1日で先発した蒔田稔投手(3年=九州学院)、5回からは村田賢一投手(3年=春日部共栄)のプラン通りの継投で2勝とした。

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慶大が2者連続本塁打で流れを引き寄せた。2点を追う3回2死、まずは朝日が右翼スタンドへリーグ初本塁打となるソロ。さらに、広瀬が左中間の中段まで飛ばす完璧なソロで同点に追いついた。リーグ通算9号の広瀬は「朝日さんが打ったので、自分も続こうと思って、甘い球をしっかり打てました」。打線は今春リーグ開幕から5戦連続で本塁打をマークし、強力打線を印象付けた。

▽立大・山田健太主将(同点で迎えた5回に失策、暴投などが出て3失点、勝ち点を落とし)「勝負どころの1本やミス、そういう部分を強くしようとやってきたが、まだまだ足りない。力不足だと思います」